「いちかわ広報委員会(非公式)」プロジェクトの提案

質問です。
駅前で「困っていることがあれば相談に乗りますよ! なんでも話してください」と中年女性が声をかけてきました。
あなたはどのような対応をしますか?

1 ちょうど悩んでいることがあったので、その女性に相談する
2 じりじりと後ずさりして、その女性から離れる
3 なんとなく世間話をしてその女性と別れ、後で「怪しい……」と思う

多くの人が2か3の対応をするのではないでしょうか。1を選ぶ人はかなり少数だと思います。

いきなり「あなたのお役に立ちますよ」と言われると、私たちは警戒します。宗教や怪しいビジネスの勧誘か、詐欺か、それに近いものを想像するはずです。

ちなみに、私が一人旅でヨハネスブルグの空港を歩いていたとき、勝手に若い男性が案内を始め、「金をよこせ」と言ってきたことがあります。
誰かが親し気に近づいてくるのは金目当て。私だけでなく、多くの大人がこうした出来事に遭遇してきたに違いありません。

そんな経験をしたにもかかわらず、私自身が冒頭の中年女性の状況になっています。

「市川で暮らしと生業をつくるLab」の私個人の活動の一環として、「ナリワイの人」がかかわるとおぼしきお店などに足を運んできました。
そして「ここでレンタルスペースなども行っているなら、私のサイトやブログで紹介してもいいですか」とお店の人に尋ねると、スルーされることがあるのです。
「この人、なんのつもりかしら」と警戒されているようなので、私も言わなかったこととして終わらせています。

「少しでも宣伝になれば」「便利になれば」という思いなのに、怪しまれてしまう……
こうした対応を受けると、例えば「市川カウンセラーアソシエーション(ICA)」を立ち上げることができたとしても利用者は現れるのかなと、後ろ向きな気持ちになってしまいます。

新しいサービスやブランドなどを立ち上げた人たちは、このハードルをどう乗り越えたかについて調べたところ、このご時世、SNSをフル活用しています。
私自身もインスタグラムやフェイスブックなどを使ってはいますが、脈絡もなくパラパラと投稿しているだけ。
もっと戦略的・機動的にコンテンツを作っていく必要があると感じました。

それで、ICAの前段階として、「いちかわ広報委員会(いち広)」プロジェクトを始めます。


いち広プロジェクトの特徴は以下のとおり。
●地域の成り立ちや人口統計といった教科書的な目線ではなく、市川に住む人のリアルな今の暮らしを聞き取る。
●大メディア(新聞やテレビなど)と『広報いちかわ』には取り上げられない(と思われる)ネタに絞る。
●おいしい料理やコーヒーを出すだけでなく、地域のつながりもコンセプトになっている(と思われる)お店に客として出向き、我々がモデルとなってお店の雰囲気も含め撮影。
●ICAの一環として、市川で相談できる人・相談できる場所を紹介する(市川なんでも相談ナビ)。

上記をいち広プロジェクトと位置付けて、プロジェクトメンバーがSNSで紹介し、いち広の認知度を高めていくわけです。
結果として、ICAで受けられる相談サービスの価値も引き上げられるのではないかと考えました。商品の販売にまったく役に立ちそうもないことが、回り回って売り上げアップに貢献する「最初に自身の魅力を高めて、商品価値を引き上げる」と似ています。

いち広プロジェクト。
次回のクラナリワークショップで提案しますので、ご意見をお待ちしています。