エンディングノートは自らの意思を伝え、未来の歴史を作る未来史

エンディングノートとは、年齢を重ねてきた人間が、これからどうやって生きるのかの意思表示をし、自分らしい未来を選ぶための方法の一つ。
自分が死ぬときに備えて希望を書き留めておくものではないというのが、現在、エンディングノートの構想を練っている私自身の個人的な思いです。

私たちは生まれる場所も親も選べません(一部、自ら選んで生まれてきたという説を唱える人もいますが)。
しかし、ある程度の年齢になれば、人生をどこで誰と過ごすのかは自ら決めることができます。

現在の状況を見極めて、将来をどう生きるのかを具体的に考え、自分らしい未来を実現させるためにエンディングノートを使うのです。

世の中には実にさまざまなタイプのエンディングノートが存在します。
これは当たり前のこと。
健康か病気か、家族はいるかいないか、仕事はしているかしていないか、状況は個々人でまったく違うわけですから、エンディングノートにもたくさんの選択肢があったほうがいいわけです。

私が検討しているエンディングノートは、現状を把握してから将来の暮らし方やこれから会いたい人、行っておきたい場所など、未来は何をしているのかを具体的に思い描くというもの。
過去の人生の振り返りは、未来を考える参考程度。

どうしてこのような構成にしたのかというと、過去の振り返りから始めるとそこに労力と時間を取られてしまうから。
どうあがいたって変えられない過去の数十年をたどるよりも、未来を選ぶことに集中してほしいと考えています。


市川で暮らしと生業をつくるLabの企画「自分らしく美しく最期を迎える『エンディングノート』の作り方」では、写真も使って変化のある構成を考えています。
自分自身を撮影してもらったり、身の回りのお気に入りや宝物を自分で撮影したりして、写真を取り入れながら、文字に頼らず、書く労力の少ないエンディングノートを提案する予定です。
名称も「エンディングノート」ではなく「未来史」にしてもいいのかもしれません。

2月22日に開催する「市川で暮らしと生業をつくるLab(クラナリラボ)」第2回企画立案ワークショップでこの企画も提案します詳細はこちら